大船渡の津波観測値

気象庁の潮位計測値を見てみました。(岩手県大船渡)http://www.jma.go.jp/jp/choi/graph.html?areaCode=204&pointCode=113303&index=2 グラフにあるように、潮位の急激な変化が見られました。 海では、干潮と満潮を、だいたい一日に2回ずつ繰り返していますが、そのようすを記録したのが、このグラフです。 検潮所(験潮所、験潮場)では、海水の入る建物とか箱の中に潮位計を置いて、波浪の影響を除いた海面の高さを測っています。  その高さが、計算上で予測した値のどのあたりにあるか、の図です。 途中で、実測地がいきなり高くなって、急に下がっている部分がありますよね。これが津波です。 グラフの横軸からすると、まあ、20分程度かかって潮位が「急激に」上がっているのではないでしょうか。 次のグラフは、潮位予測値との違いです。だいたいそのときの予測潮位より20cmくらい上がったようですね。 以後、このページで、どれくらいの津波が来たのかがわかります。ただし、現実には場所によって波の高さが違いますから、これだけで被害状況については言えないのですが。