可否館



今日は重鎮お二人にお招きをいただいて(呼び出しとも言う)、盛岡駅前の「ぴょんぴょん舎」で盛岡冷麺をいただきながらお話をうかがいました。



が、あまりにも重い内容に、私は冷麺を食べ切ることもできず、残したまま店を出てきてしまいました。



新幹線の時間があるというお二人を店の前で見送ったあと、その場でお話の内容を手帳にメモしていたら、なんと駅に向かったはずの2人がまた店に戻っていらっしゃったのです。



どうも、食後のデザートを食べようということになったのだけど、良い店がなかったので、ぴょんぴょん舎で見たブルーベリーパフェが気になって戻ってきたとのこと。

まったく、お茶目なおじさんたちです。(笑)



今度は皆でパフェをいただいたあと、確実に別れて、私は街に出てきている娘とかみさんに連絡をして、アイスクリームに誘いました。

なぜなら、重鎮のお一人、現動物学会長が、「ぴょんぴょん舎のアイスクリームは小さいね」と寂しそうに連呼していらっしゃったので、「では次は大きなアイスクリームを食べに行きましょう」とお誘いしてしまったからです。

これだけの方をお誘いするには、まずは下見が必要でしょう。それに、僕もまだアイスクリームを食べたかったし。(笑)



で、アイスクリームと言えば、盛岡ではまず材木町にある光原社の可否館です。



光原社は、宮沢賢治が生前発行した唯一の童話集「注文の多い料理店」の発刊元です。

大正13年、創業者と賢治は、この店の名前を光原社と名付けました。



この店の中庭に、11席ほどの小さな喫茶店「可否館」があります。

ここのアイスクリームが、写真のようにたっぷりあって、コーヒーシロップとココアリキュールが選べて500円。

昔は多いと思いましたが、今は平気です。(笑)

娘はワインゼリー。かみさんはコーヒー。

久しぶりにかみさんが話をしてくれました。(涙)



おまけに、サングラスを買ったのが嬉しかったのか、店の中で写真を撮れとうるさいこと。

中学生か。(爆)



ま、軽く店内を散策して、向かいの工芸品店や本屋を冷やかしたあと、ニトリにも寄って、最後の休みの日が平和に過ぎました。



さて、明日から学長、副学長に進言をして、いろいろ動いていただかなくては。(謎)

重い話です。