盛岡高等工業の面影



岩手大学工学部は、昭和14年の国による高等工業学校設置案により、その礎が作られた。

が、設置条件は厳しく、設置費用130万円のうち、地元負担が100万円(現在の約26億円)とされた。そのため、工業関係の高等教育機関が無かった郡山、八戸、盛岡が招致合戦を繰り広げ、盛岡市が40億円、岩手県が敷地を物納、松尾鉱山の松尾工業が40億円余を寄付して、誘致に成功したのだそうです。



この企画展では、当時の様子を彷彿とさせる機械類、地図、卒論、専門雑誌、テレビ番組、レコードなど、さまざまな物が展示されています。



期間は10月31日午後5時まで。

場所は岩手大学図書館1階右奥のアザリアギャラリーです。

入場無料。

問い合わせは、019-621-6082岩手大学図書館です。