地元に帰っている間に、靴が壊れた。
実は、父の形見である。
ボンドで補修していたのだが、とうとう左の靴底が剥がれ始めた。
左の脇はもう半分以上剥がれ落ち、靴底は両足とも割れている。
で、地元のデパートに入ったら、玄関脇の靴屋にそれはあった。
実は、このメーカーの靴は盛岡には無かった。
昨年やっと一軒捜し出して、5足の中から選んだが、一回しか履いていない。固いのだ。
ということで、ここでは履き比べて気に入ったのを買うことができた。
そして、迷ったが、父の靴はお店に廃業してもらうことにした。
明日を向かなければ。
父ちゃん、ありがとう。