被災から三ヶ月目の様子(阪神淡路の教訓に聞く)

昨夜、阪神淡路で被災した方からお話を聞く機会があった。

やはり3ヶ月目に起こるのは、被災者の疲弊と周囲の関心の低下。
そして、サービス業の倒産。生産業は意外に元気。

被災地が自立したとしても、自立しすぎたが故の、バラバラな、自己主張だらけの人間関係とか。


それを防ぐためには、次の3つが重要。

1、パートナーシップ
関係性の維持、顔の見える関係、絆、そういうものを大切に。

2、リーダーシップ
モチベーションを創出できる人。人は人の意気に感じて動く。責任と覚悟を持つ人材を。

3、フレンドシップ
社会的立場の上下関係を強調すると社会が崩れる。オンとオフの切り替えをして、フラットな関係を。


今はまだ依存でいいが、自立していくときに、コミュニティを大切にして、とにかく誰かと一緒に行動しよう。
真の自立とは、依存から離れることではなくて、相互に助け合うという意味での相互依存。

ということで、今日は愛知から南三陸町の復興市に来るデーブさんを訪ねる。
地域SNSで集めた文房具を、愛知から盛岡まで持って来てくれた人のうちの一人です。