素朴な疑問から
今日、職場の組合の総会で、飲み会があった。
大激論になっていたのだけど、それとは全然関係ない、仮設住宅の話が。
どうして子どもたちの運動場を潰して仮設住宅を建てるのでしょうね。
と。
うん。
岩手・宮城内陸地震のときは、僕の研究室の学生の家が壊れて、そこには住むな、って一関市から命令が下り、仮設住宅に住むように言われたんです。
でも、その仮設住宅は、その学生の家の田んぼだったんです。
自分で答えて自分で気がつきました。
そうか。
学校の体育館に避難していた人たちは、もしそれができるのなら、自分の家の敷地に仮設住宅を建ててもらえる?よね。
でも行政がそれをやらない、ってことは、、、。
自分の家のあった場所に住むな、ということなんだ。
行政が禁止しているか、あるいは、見通しが立っていないから決められないんだ。
だから、行政の判断ができる学校の運動場に仮設住宅が建っているんだ。
子どもたち、かわいそう。
野山で遊べるプログラムを作ってやらなきゃ。