姫竹



季節ですねえ。



岩手県も盛岡まで北上すると、真竹が自生していません。また、食用筍にする孟宗竹も同じです。



いわゆる、北限というやつが、盛岡の南の花巻のさらに南の「北上」あたりにあるのです。



したがって、盛岡やその北で「タケノコ」というと、この「姫竹」のことを指します。



なんと、僕の父に孟宗竹の筍の料理を教わった妻は、盛岡のスーパーでご年配のご婦人に、「これはどうやって料理するの?」と筍の水煮を指して尋ねられたのだそうです。



ということで、これも水煮ですが、少しえぐみが残っていて、枝豆のような味もします。

実は好物です。



あ、熊のいる山奥の、背丈より高いチシマザサの林の根元で採れるタケノコです。つまり、ササの筍です。

なので細いのですが灰汁が少ないので、煮たり焼いたりしてそのまま食べられます。



おいしいんだよね〜。